今回は書籍「多動力」(著 堀江貴文氏)についてご紹介します。
言わずとしれたホリエモンの書籍の1つです。
本書の主張は「アウトプットをせよ」この一言に集約されます。考えるよりもまずJust Do it!!ということですね。
自分の行動を邪魔する他人や仕事などの要因に対するホリエモン独特の切り口が面白かったです。このあたりは、実際に本を手にとって読んでみてください。
それでは早速、要約行ってみましょう!
目指すは完璧ではなく完了
社会人としては当たり前のことですが、これを意識することで、仕事のスピートがまるで変わりました。
以前は同じ仕事やプロジェクトを何度もやり直し、蟻地獄のようにはまっている時期がありました。
「完了」ということを意識して、それを目指すようにしてからは、次のルールを運用するようになり、仕事のスピードが増しました。
1. 考えが堂々めぐりしているときやアイデアが浮かばない時などは、1分間だけ考える
2. 1分間だけ考えて分からないときは、他人を頼る
ただし、まずは自分で調べることが大切です。自分で調べる場合は、人に説明できる程度まで調査します。そうしないと、他人の時間を奪うだけで建設的な意見交換やアドバイスもらえないからです。
質問力
「明確」「簡潔」「聞きたいことだけ」を伝えることで、質問力がUP。
• だめな例「AがBで、CがDで、Eはどうなんですか?」
• いい例 「Eはどうなんですか?」
これができると成長速度がぐぐっと上がります。自分にない知識を得るために質問をするのだから、的確な回答が得られる良い質問をすることは本当に大切です。
それと同時に質問するということは、少なからず相手の時間を奪うことにほかなりません。このことには本当にシビアになるべきであり、シビアになることで先に上げた「明確」「簡潔」「聞きたいことだけ」が自然と身につくと思います。
1万分の1の存在たれ
「他動力」で一番ハッとさせられたのがこの1万分の1の存在たれという言葉です。
要は自分自身の市場価値を高めなさいよ。そうすれば、これからの時代生き残っていけるよということです。
では具体的に市場価値をあげるにはどうするのか?
答えは異なるジャンルのスキルを身につけるです。
次のような異なるジャンルのスキルを身につけることで、レアな存在になれます。
• 「プログラマー」✕「税理士」
• 「音楽家」✕「WEBデザイナー」
さらに、例のように2つだけではなく3つ以上の肩書があると1万分の1の人材になれるそうです。
そうなれるように、日々精進が必要だなと痛感しました。
おわりに
とにかく行動、なにはともあれ行動。というホリエモン節が全開の本書。
ホリエモンが何を考えて行動しているのか、ときどき毒を吐きながら語られるため、読み手によっては多少不快感を覚えるかもしれません。
しかしながら、実際にメディアに取り上げられ、良くも悪くも注目を浴びる人の頭の中を覗けるのは、なかなかおもしろかったです。
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