私は就職活動を経て大学院卒業後、メーカ系企業に就職しました。その時の経験をもとに就職活動についてお話しします。私の経歴などの詳細については、プロフィールをご覧ください。
さっそく結論ですが、就職活動のポイントは次の3つです。
今回対象とするのは新卒採用です。キャリア採用については、これら以外にも職場での経験や経歴書の書き方など、考慮すべき内容が異なるため、対象外です。
具体的には、以下の方に向けた内容となっています。
- 四年制大学の学部生/大学院生(公立私立問わず)
- 高校生
- 高専生
- 専門学生
各ポイントについて、それぞれ見ていきます。
自分のやりたいこと
まず1点目は「自分のやりたいこと」。
これは仕事をする上で、モチベーションを維持するために非常に重要です。
だって、人間楽しくないことは続きませんから。とはいえ、自分のやりたいことが見つけられないという方も中にはいらっしゃると思います。
そんな方には、自分がやりたくないことリストを作成すると効果的です!
やりたくないことリスト作成方法
あまり深く考えずに10分程度で手帳やスマホにメモしてみてください。
そして、作成したリスト毎にやりたくないと思った/感じた理由を書いていきます。
この作業により、自分のやりたくないことからぼんやりとやりたいことが見えてくるはずです。
私の実際のメモの抜粋です。
・淡々と同じ作業を繰り返す仕事
⇒変化が少ない作業や環境が苦手
・サービス業
⇒何か形のあるものを生み出す仕事がしたい
・BtoCの業界
⇒普段消費者として目にするもに携わると、プライベートと仕事の区別できなくなりそう
働く環境
環境とは勤務地のことです。東京、地方都市、田舎、はたまた海外、在宅ワークという選択もあります。
勤務地自体は辺境にあろうが構いません。今の時代ネットがあればいくらでも仕事ができますから。
問題は自宅からそこに辿り着くための通勤時間です。通勤時間が社会人人生に占める割合を考えて欲しいのです。
通勤時間の例
例えば、電車で往復2時間かけて通勤する人と、徒歩20分で通勤する人とでは一生でどれだけの通勤時間の差が生まれるでしょうか?
以下の前提条件で、ざっくりと計算してみます。
- 年間休日120日(年間出勤日数が245日)
- 勤続年数40年
電車通勤
2h/day ✕ 245days ✕ 40years = 19600h = 816.66…days
徒歩通勤
0.33h/day ✕ 245days ✕ 40years = 3266.6…h = 136.11…days
40年間勤続想定ですが、電車通勤は、徒歩通勤に比べておおよそ680日分(1.8年分)も時間をかけて通勤していることになります。
短い人生のうち1年半以上の時間を通勤時間に費やすのは、考えものですよね。
そのため、できれば勤務地の近くに住むことをおすすめします。
そして、その勤務地の近くに住み、生活を営んでいる自分を想像できるか考えてください。
実際にその土地に足を運ぶことを強くオススメします。
報酬
結局働くことの目的は、労働に対して賃金をいただくことです。
重要なのは、自分が行った労働にたして満足いく賃金が得られるかということです。
自分の仕事に対する評価(報酬)に対して不満があると、モチベーションが維持できず、仕事のパフォーマンスは低下の一途をたどります。
逆に評価(報酬)が充実していると、その他の多少の不満はノイズ程度にしか感じなくなります。
このあたりは、就活情報サイトと実情が乖離している場合が往々にしてあるため、実際に働いている社員の声を聞きましょう。
年代の異なる複数の社員から、ヒアリングすると正確な情報が得られると思います。
ただし、間違えても採用担当や人事部の言い分だけを鵜呑みにしてはいけません。所望する部署やそれ以外の部署など、複数のリソースから情報収集を心がけましょう!
おわりに
就活のポイントは次の3つです。
これらの3つの軸がマッチした企業があれば、それがあなたが目指すべき就職先です。
皆さまのご活躍を期待しています。
就職活動頑張ってください!!
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